計算に強く生きよう


社会生活から切り離せない生きている数


数は、人間が考えたものですが、時間が進むときのように 時間を表す数字は動き、そして変化します。

 

物を買うとき、値段はいくらかと考えます。人々は数字をつねに考えます。 そして、つねに計算して社会生活を行っている、と言って よいでしょう。 この数をうまくつかむか、正しくつかむかは、その人にとって、生涯を 左右することは、たしかでしょう。

 

数はいきているのです。

 

だから、小学校にはいってからずーっと一番大切な教科として 算数から数学へと 一貫して数の事に関して学習しつづけるのです。

 


そろばん上手で数を楽しむ人生を


 

 

世の中には、数学が好きだ、という言う人はあまりいない ようです。

 

と言ってもそれで一生の間、数に苦しむということは、ないでしょう。

 

しかし、計算ができないということになると事情がちがいます。

 

数を見ると拒否反応を示したり、やたらにおそれたり、人に頼ったりします。

 

時には、損をすることだってありますが、そのことにさえ気が付きません。

 

一生の間、数で損をしたり、苦しんでしまいます。

 

計算のできる人は、この苦しみや損することからのがれられるだけでなく、 数に親しみをもち、研究心さえ持ち、楽しく過ごせます。

 

そろばんを小学生のうちから習い数に強い人間になりましょう。

 

コンピュータ時代だから計算教育は必要ない。

という人がいたら、私たちは、こういいます。

 

「コンピュータ時代だからこそ、自分自信で考えて計算する

 

そろばん計算が必要なのです。」

 

と。一生、数の計算に泣かないために。

数で損をしたり、失敗しないためにも。

 


数理の回転運動から数に強い頭が芽吹く


 

そろばんは、指先をはやくすればよい、 というものではありません。

 

まず、数の性質、法則をよく学ばねばなりません。

 

数の計算では、一回聞いてわかっただけでは、済まされません。 必ず練習することによって上達しその人の知識となり、そして定着 するものです。

 

ピアノや、オルガンなどと似たようなところがあります。

 

そろばん教室では、その人の能力に合った進度で基本から、しっかり 何回もやり、やり方を定着させようとします。

 

このお子さんは頭がいいからと言って、難しい計算をあたえません。 みんな、やさしいところからやります。わからなければ、何回も説明し 理解させようとするのを、そろばん教育の基本としています。

 

小学校や、中学校の授業ですと、わからない人がどのようにいようが わからない人をおいていって、進んでしまいます。

 

わからない人は「落ちこぼれ」として、いつまでもできないのです。

 

一方、そろばん教育では、伸びる人は,どこまでも伸びていきます。

 

計算がよくわかり、おもしろいから伸びていくのです。

 

そして、それは、数に対する頭の回転、直感というものを付随して 育っていくのです。

 

計算が早く、しかも正確にできるということは、その人に大きな 自信をあたえます。

 

そろばんを習ったら、学校の算数がおもしろくなった、よくわかる ようになった。

 

成績がよくなったと言うことを、私たち珠算教師はよくききます。 ほんとうにうれしいことです。

 


算数嫌いは2年生から そろばん習って解消


小学1年生は、算数でも1から10まで数えたり、数を書いたり、 難しいことは、ありません。どの子も算数は,だいすきです。

 

しかし2年生になりますと、算数は、もう算数らしい教材を含んできます。

 

この2年生の基礎を徹底的にやらないと、それが、3年、4年とひびき、 だんだん算数が、嫌いになってきます。そして、3年生まで続きます。

 

そろばん学習は、その主力が加減乗除の理解ですから、小学生の 算数教育には、大いに役立ち、成果があがるのはとうぜんです。

 

また最近のそろばん教室では、初歩指導に多くの研究がなされ、 算数教育に密着し工夫した授業が、展開されています。

 

活気に満ちた、楽しい珠算教室の子どもたちを、必ずごらんいただけます。